精神病を治療する精神薬の種類

精神病には様々な症状や種類があり、その特徴や症状の持続期間などによって診断がなされているようです。診断基準としては、世界保健機構によるICDと呼ばれるもの、アメリカ精神医学会によるDSMと呼ばれるものなどが用いられていると言われています。

精神病になり、医療機関で治療を受ける場合、症状によって精神薬が投与されることがあります。精神薬とは、脳の中枢神経に作用し、感情や心を安定させる役割を果たす薬のことです。具体的には、精神薬がどのような種類があるのでしょうか。下に紹介いたします。

1.抗精神病薬

抗精神病薬は、主に統合失調症に使用される薬ですが、うつ病やそれ以外の疾患に使われる場合もあります。抗精神病薬には、増えすぎたドーパミンを抑制する効果があり、ドーパミン過多で過敏だった神経を落ち着かせます。

2.抗うつ薬

抗うつ薬は、セロトニンやノルアドレナリンなどのホルモンを増やす働きがあり、憂うつな気分を和らげ、強迫的な考えやこだわりを取り払う効果があります。

3.抗不安薬

不安およびそれに関連する心理的・身体的症状の治療に用いられる薬剤です。主に不安障害の治療に用いられます。マイナートランキライザーとも呼ばれることがあります。

4.気分安定剤

躁うつ病やうつ状態の治療薬として使われ、興奮や気分の上がり下がりを少なくし、安定させる効果があります。

5.睡眠薬

寝つきを改善するものや、途中で目が覚めるのを改善するものなど、症状によって処方される薬が変わり、短時間タイプのものから中期、長期型のものまでさまざまな種類があります。