精神病の主な種類の紹介

精神病は生活環境、人間関係のストレス、家庭環境の悩み等の様々な原因があります。また、自分が精神病と自覚しないケースも多く、病院を受診しない人も大勢います。なるべく早めに症状に気づき、適切な治療を受ける事によって、精神病の悪化を防ぎ、回復も早い事が多いです。初期症状としては、気分の落ち込みや、周囲の人との関わりを苦痛に感じたり、疲れが取れない、寝れない等、様々な症状があります。精神病には、種類が多いですが、今回は精神病の主な種類と症状について紹介いたします。

1.統合失調症

統合失調症とは、脳内の統合する機能が失調している状態を言います。何らかの原因で、脳を構成している神経細胞の一つのドーパミンという物質の作用が過剰となり過ぎている状態です。このドーパミンが過剰になると、幻覚や妄想が出現しやすくなる事が知られています。統合失調症の症状発症の原因は明らかにされていません。具体的な症状としては、幻覚や妄想の他に、さらには、幻聴、落ち着きのなさ、感情の不安定さや意欲減退、閉じこもり等の様々な症状があります。

2.自律神経失調症

そもそも自律神経とは、全身の臓器や血管の機能を調整する中枢です。交感神経(活動時、緊張している時、ストレスを感じている時に働く)と副交感神経(休息している時、リラックスしている時、睡眠時)がバランスよく働いているのが良い状態です。ストレス等の何らかの原因によって、自律神経が乱れると、めまい、食欲不振、不眠、手足のしびれ等の様々な症状が出てくるものです。

3.うつ病

皆さんが最近よく耳にするうつ病は、年々増加傾向にあります。うつ病の原因としては、環境要因(人間関係のトラブル、家族内トラブル、引っ越し等による環境の変化等)や、身体的要因(慢性疲労、感染症や癌、甲状腺機能の異常、ホルモンバランスの変化等)があげられます。

過度なストレスがきっかけとなり、それが引き金となり発症します。うつ病になりやすいタイプの人間もいます。例えば、責任感が強く真面目な人や言いたい事を言えない人や頑張り屋さんな人が代表的な例です。うつ病の症状は、気分が極端に沈んだり、気力、活力、意欲低下、さらには睡眠障害が現れます。うつ病は、精神疾患の中では、最も自殺の危険性が高いと言われている精神病です。

4.心身症

心身症とは、心が原因で何かしらの身体の症状が出る精神病です。仕事がうまくいかなかったり、人間関係の悩みや大切な人との死別等の過剰なストレスが続くと、気管支喘息や胃潰瘍やアトピー性皮膚炎等の身体の病気となって症状が現れます。心身症になりやすい人の性格として、自分の感情やストレスになかなか気づけない人があげられます。何らかの不自然さを感じていても、それをストレスとは認識できずに、過度なストレスを溜めこんでしまいます。そうすると、身体の病気となって様々な症状が出てくるのです。ストレス元を追求して、ストレスを軽減したり、リラックスをして自律神経の働きを正しいものに調整する必要があります。

5.不安神経症

不安神経症とは、不安を主な症状とする精神病です。明らかな原因もないのに、不安が起こり、その不安感が継続している状態です。不安神経症の原因として、心理的な出来事が関連していると言われています。何らかの精神的なショック、悩みや心配事、睡眠不足等様々なストレスを溜めこみ、気付いたら不安神経症を発症しているのです。特に女性に起こりやすい精神病と言われています。不安神経症の症状としては、慢性的な不安、落ち着きのなさ、イライラする、肩こりや頭痛、不眠等があります。